皆さま、残暑お見舞い申し上げます。
カタギの方が多忙で本屋活動が出来ておりません&しばらくお休みです。
2014年10月5日(日)に地元・沼垂で開催される
一箱古本市in沼垂テラスには出店したいと思っております。
最近、大手古書チェーン店に行く機会がありました。
その場で目にしたのは、せどらーさんの多さです。
まったく、せどらーさんたちを否定することではありません。
ただ、行った日がそうだったのでしょう。
見ているだけで店内に4~5人はいたのではないでしょうか。
最近はスマホアプリで便利なものがたくさんあるので、セドリも簡単になったとのこと。
ちょっと前までは、資本力がもう少しあったらセドリも頑張ってみたいなと思ったことが
あったのですが、職業古書店屋さんではないので、自分がやっていくスタイルとは
ちょっと違うのかなとも思ってみたり。
一箱古本店は、まだ趣味の段階です。自分の読んだ本で、人に薦めたいものを
里子にだして、共感してもらうというようなことかなと思ってみたりした
夏の古本話です。
閑話休題。
辻村深月か花村萬月か、どっちの本を探していたのか分からなくなった件は
諸事情によるのか、何なのか文庫化されていない、
花村萬月さんの「希望(仮)」ということが分かりました。
というのも、寸前まで読んでいたのが
福島第一原発に潜入取材を行った記者による「ヤクザと原発」を読んだからです。
希望(仮)でも、時代は大きく異なれど、敦賀原発での検査作業が出てきます。
カンニングに疑われた優等生が失意のまま山谷へ→敦賀原発→沖縄のジャングルで土木作業
というようなアウトローな雰囲気の花村萬月らしい展開が面白く
雑誌連載時には、欠かさず読んでいたのですが、
新潟で最大の書店である、クドウジュンでは在庫切れだったため
まずは大手古書店チェーンで探そうと思って出かけたのです。
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