「お母さんが着ていた薄いシャツみたいなのですか?」
そうそう、それも正解です。
ここで言う、スリップは以下のようなものです。
そう!書店などで書籍を購入する際に、付いてくる
しおりのようなもの。
立ち読みしていると複数ページにまたがっているので読みにくいんですよね・・・
(買え!って怒られそうですが)
複数ページになぜまたがって挟まっているかというと
1ページを両側から挟むと、会計時に抜くときに本のページを破る可能性が
あるからなのです。
決して、これ以上は立ち読み禁止といわれてるわけではありません。
なので、はさむときは複数ページにまたがって。
覚えておきましょう。
また、売れたら回収します。
書店さんでは売上管理のために使います。
お札を数えるよりも、スリップを数える方が楽しかったりします。
▼どんな形にしたらいいの?
スリップには長年の出版文化の蓄積で、定型の様式があります。
◆大体、主催者の方や出店された方が推奨しているのは一般的な形(上記画像参照)。
長細い用紙を切って、カッターなどで半円型に切って、二つ折りにして、
つまめるようにしたもの。
一箱古本市の主催者さんによってはダウンロードできるようにしているところも
あります。
この形、長年の実績というものがあり
購入される方にも分かりやすいというものがあります。
さらに分かりやすくするには、半円型のベロのところに
値段を記入しておくと、購入者は分かりやすいのではないでしょうか。
スリップ専門ではありませんが出版社向けの印刷会社さんもあります。
・株式会社ワイズさん
http://www.wisejp.net/sales/slip/workflow.html
・映文社印刷株式会社さん
http://www.eibunsha.com/service/card.html
さすがにロットが大きいので個人でどうにかというレベルではありませんが
スリップ作りにおいてもっとも厄介な半円型の抜き型が最初から仕様として
できているというのは魅力的です。
一方で簡単なのは
◆ふせんです。小さいやつ
値段も手ごろ、接着も簡単。若干はがれやすいのは難点ですが
いちいちスリップに手間ヒマかけて作るのもなぁ・・・と思う方には
ぴったりです。
※但し、数年単位で長時間貼っておいたりすると、
ふせんのノリの接着面が紙と吸着してしまって剥がれなくなったり
するのでご注意ください。
◆箱単位で値段を決める。
全品300円とか、文庫本200円、大型本は2冊で500円とか
ワンプライス制にしておくというのもひとつの方法です。
店主をやっていると、この本はいくらですか?と
聞かれることも多いかと思いますが、その手間がなくなります。
次章ではスリップをカンタンに手作りする方法を紹介します。
やはり曲線を切りやすいのはデザインナイフと呼ばれるものです。 下記のこういうやつです。
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