僕(文旦)が、2014年6月8日(日)に新潟市中央区の学校町通りで開催された一箱古本市に出店した際のリポートをまとめました!
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まだ始まったばかりの風景 |
前日の予報では、6月8日(日)の降水確率は午前・午後ともに60%と、屋外で開催される古本市としては、厳しいかも・・・と出店者の方は思われたでしょう。
てるてるぼうずを作って備えた前日の夜。雨こそ降らないものの、遠雷が不安感を煽ります。
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バイソングラスさん、晴れておくれ |
しかし、当日は晴れ。うっすらと曇っているもののとりあえず晴れ。
天気予報は曇りのち雨の予報は変わらず。これは早めに売り切るしかありません!
販売開始の約1時間前の朝9時、新潟市役所にほど近い学校町通りに到着。
まずは、出店場所から歩いて10秒の天神様(菅原神社)に安全を願ってお参りです。
次に出店場所での設営です。
折りたたみのテーブルひとつに、テーブルクロスをかけて、店名板(ラミネート)を付けて一箱のボックスを載せるだけです。
早くも今年4回目なので慣れたもんです。
予報は雨ということを忘れてしまうほどのカンカン照り。
マズイ、日焼け止め忘れてきました。
さて、販売スタートは規定では10時からです。
が、いいものは早く求めたい方が9時半過ぎから物色にやってきます。
確かに、いいものは早くほしいですよね。
その気持ちは分かります。
ですが、その辺は良識の範囲内でお願いします。
10時です。販売スタート!
文旦の今回のテーマは、オバケ&バケモノ
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妖怪ウォッチはないよ・・・ |
幽霊、ネッシー、宇宙人、ムー、浮世絵、手相・・・この時期にひんやりとしたい方に向けた本を8割、そのほかの本を2割ほどでしょうか。
テーマとしては東京出口さんのオカルトと並んで相乗効果があったかも。
どんな本を持って並べるかは、いつも試行錯誤です。
コレだ!という構成はまだまだですが、この先もこちらのブログで紹介していきたいと思います。
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2014年6月8日(日)の出店風景 |
文旦では、おススメの本を本棚の上か、ミニイーゼルの上に並べ
道行く人に見てもらうようにしています。
タイムセール的に時間ごとにおススメ商品は変わります。
だって、全ての本に思い入れがあって販売するもの(里子に出す気持ち)なので、
どれもこれもおススメしたいんです。
とはいえ、姑息にもあの人は絶対に足を止めてくれそう・・・という勘が働いたら、こちらのおススメ棚は変わります。この手法で今まで結構売れてます。
正午を回りました。
ポツポツとついにやってきました。
涼しくなっていいのですが、一旦濡れないようにボックス内に避難です。
主催者の方からは、雨のときは近くの屋内退避用の販売場所を聞いているのでそれほど心配していませんが本が濡れてしまうのは絶対に避けます。
回りを見渡すと、ブルーシートや大きいビニールでの雨除けを皆さん持参されてました。
そんなこんなで雨もやんで、しばらくは販売再開です。
ところが残念なことに、残り30分の追い込みの時間に本降りになってしまいクローズと相成りました。
実は学校町で開催の一箱古本市は初めての参加でしたが、お客様の層もいつもと違って
また知り合いや常連さんが訪れてくれたので、お店を知らしめるという意味では成功だったかも知れません。
さて、売上の方はというと・・・
後半戦の雨の影響もあって、予想よりも少なかったかなと。とはいえ、売上や売れた冊数以上に実りあるイベントでした。
最後に、お隣りさんになったお店をご紹介します。
■東京出口さん
文旦の右隣りにお店を構えた、古本市に初参加のお店です。普段はネット古書店をされているそうです。
多くの店主さんがこちらのお店の出品構成に、ドギモを抜かれていました。
めでたく、主催者ニイガタブックライト賞と
南陀楼綾繁さんのなんだろう賞を独占!という結果を受けていました。おめでとうございます!
文旦が以前より探していた、小松左京×筒井康隆×星新一ほか著「おもろ放談」を
ビブリア古書堂~でおなじみの超ベストセラー作家の三上延さんに買われていくところに遭遇。お隣りさんの棚をよく見ておけばよかった・・・!
■ブックオーレ(Book Ole!)さん
文旦の左隣りにお店を構えた、こちらも古本市に初参加のお店さんです。
新潟弁でいうところの「ぶっこれ」(壊れた)からでしょうか。
本の修理や製本を生業にされている方の出店でした。
ここでも、あああの本欲しかった・・・という本が複数ありました。
次回もどこかでよろしくお願いします!
▼屋外で出店するときに用意しておくと便利なもの
◎水分
◎帽子
◎汗ふき用のタオルorてぬぐい
◎日焼け止めクリームなど
◎虫除け
◎虫刺され用のかゆみ止め
◎とっさの雨よけ
ご来店いただいた皆様、ありがとうございました!