2015年10月29日木曜日

迷い・・・


「テラす」vol.5発売告知をしておいての出る出る詐欺。

実は、第5号の発売には迷いがあります。

今回諸般の事情により(最大の原因は、原価が高いということ)、いつも50円→200円で販売します。また部数も絞って200部程度にします。200部だと売り切らないと利益が出ないほどですが。

迷いというのは、
1.1回限りとはいえ、値上げするということ
2.自分の想いの押し売りだけでいいのか?と思っていること
3.200円という価格に見合ったクオリティなのか?ということ

自信がないわけではありません。作ったものに対しての自信は持っています。
創刊以来、地元、沼垂への想いも引き続き熱さは保っています。

でも、果たしてそれだけで・・・?
という迷いがあるのです。

おかげさまで、創刊して約1年。
まだ小部数ですが、平均500部程度の部数を販売できるようになりました。

ただ、もう少しなんです。
自分の稚拙なパワーをレベルアップしないといけないんです。

そういう迷いがあるのも余裕のある証拠かも知れません。
もう少し、お待ちください。11月内には店頭に並べられるように準備をしております。


好評発売中のvol.4も宜しくお願いします。
以下の沼垂テラス商店街の協力店舗で販売中。

ISANAさん
ルルックキッチンさん
テラスオフィスさん
ポッポのパンさん
nemonさん
Hoshino Koffee Laboさん
Kippis7265さん
ほか

2015年7月6日月曜日

リトルプレス初?圧着製本!?

リトルプレス&フリーペーパー好きの皆さまこんにちは。
沼垂リトルプレス「テラす」は製本方法を変えて、試行錯誤しながら作ってます。最新vol.3号は圧着製本という画期的かつ、レガシーテクノロジーを使った方法で製本しています。

最新号(vol.3)です。未製本状態。。。

圧着製本の拡大の図です。ギザギザは見えますでしょうか。

こちらは、針なし、穴なしステープラーとして話題のハリナックスプレスというステープラーを使って綴じました。

こちらのステープラー、市場に普及価格帯として登場したのは2014年秋頃でした。テラす創刊号の頃から、この製本を試してみたく、発売日に購入していました。

3号目にしてやっと試せたのである意味、感慨深いものがあります。

ところが、問題があったのです。
綴じの限界はコピー紙5枚程度。
「テラす」は現状8p構成という少ないページ数、薄いペラペラな内容のため、せめて紙質だけはクオリティを高くしないとと思い、柔らかな光沢と比較的厚めの紙を使っています。そのため、この製本方法では限界まで紙を薄くしないと落丁の原因になるという危惧がありました。
今回は二つに折った紙を、二つ重ね合わせて、その間をこのステープラーを使って製本するという手法です(これが強度に問題を抱えた主原因。切り離された4枚の紙だったら良かった)

とはいえ、何とかなったので日の目を見ることができました。

ちなみに紙の厚さはというと・・・マットコート紙 紙厚は74kg相当。

この針なし穴なしステープラーのハリナックスプレス、もう少しプレスする力が軽ければ爆発的なヒットを見込めると思います。
画期的な商品ですが原理としても商品としても明治時代からあるとのこと。
業務用では、もっと枚数を多く綴じることが可能な印刷会社向けのものもあるとか。

でも、これは試してみる価値ありですぞ。
今後もいろいろと製本方法は工夫してみたいと思います。
(まだ中綴じも無線綴じもしてないぞ!)


2015年6月30日火曜日

〼〼一箱古本市にご来場ありがとうございました!


2015年6月28日(土)天気は雨。昼前激しく降るでしょう・・・

新発田市の金升酒造さんで開催される新発田の一箱古本市。
〼〼一箱古本市に参加してきました!

外で開催する古本市にとって一番の大敵である雨に降られてしまい、当初軒先での開催でしたが残念ながら会場を屋内に移しての開催となりました。

10時開場ということで古本ファンがどっと入ってきます。
最初の30分ほどは雨だったのでなかなか古本会場に人が流れてこず手仕事市の出店の方にチラシをお配りしたり、呼び込みをしたり、誘導のPOPを貼ったりしました。その間、店主不在となってしまいましたが、出だしは好調な感じで良かったです。

イベントごとで雨になると大変なもんですが、こればっかりは雨なので仕方ないです。

怪我の功名というやつで、秋葉区の一箱古本市のように畳の上での開催になったので
お客様や店主さんとのお話しもついつい長くなりがち。

滞在率も高め、散財率も高め?という感じでした。

当店は、雑誌だけしか持っていかないという挑戦的な品揃えだったので、本はイマイチでしたが
先々週の学校町の一箱古本市と同様に、オリジナルリトルプレスの「テラす」最新号と2号目を並べたところ、こちらは好調でした。

イベントは、主催者発表によれば850人と非常に多く、
ちょっと奥まったところにあった古本市にも多くの方がいらっしゃいました。
体感としては、10時~15時くらいまでは12時からの1時間をのぞき、人出は多かったかも。

また、この座敷というスタイルだったからこそ、ゆっくりとしゃべることができるお客様とのコミュニケーション。
好きです、このスタイル。
待っている時間に、その場で買った本を1.2冊読める時間はあります。

屋内での開場となりました。

手仕事市は酒がほのかに香る蔵で開催

しばらく出店はない予定ですが、次回、おそらく秋にまた、趣向を変えて出店したいと思います。

2015年6月22日月曜日

イベントは、来場者の気分が重要



最近、いろいろなイベントに参加したり、お手伝いしたりした中で思ったことを。

イベントは、来場者の気分が重要


というのは、先日地元の地域のお祭りで一箱を並べました。
しかし、結果はイマイチ・・・。

たしかにラインナップは少なかった。
晴れていたので、急遽お祭り当日に本をかき集めたので
いいといえる本の類ではなかった。
並べる告知をしていなかった。
と反省はそこそこに。

原因は、一番最後にあります。

そう、我々のような小商い業者には告知が大切なのです。

タイトルにあるように、来場者のマインド・・・
そのイベントに何をしにくるかがハッキリしているかどうかです。

一箱古本市で本がなぜ売れるのかというと古本を求めて探しに来るからですよね。

「イベントついでに古本を探そう」ではなくて、
「古本ついでにイベントでも見てみよう」という来場者を増やしていきたいと思います。

最近では、FacebookやTwitterなどのSNSもありますので告知手段はありますので
そういったことを考えていかないと。

★文旦の出店予定

2015年2月3日火曜日

「テラす」のことその1

ワタクシ、文旦(ぶんたん)という個人創作?ユニットとして活動しております。

平日はカタギの仕事をしています。そのかたわら、趣味の延長としての活動を行っています。

文旦とは・・・
その1、一箱古本市をはじめとするブックイベントに出店者として参加しています。
(当然、リアルショップもネットショップも持っていません)
その2、2014年秋からはじまった「テラす」という小さな小さなリトルプレスを作っています。

この「テラす」のなりたちと、この本に込めた想いは本誌第2号をご覧頂くとして・・・
文旦て何?と、よく聞かれることを書いてみました。

Q.何で「テラす」を発行したの?
A.単刀直入に申し上げると、作りたくなったからです。


Q.WEBサイトやブログじゃだめなの?
A.実はWEBサイトを作ろうと思ってました。実際に準備もしていました。
ですが、ふと立ち止まって考えました。

自分が好きなものは何か?と。

そう、一箱古本市に出店することからも分かるように紙製の本や雑誌が好きなのです。


Q.デザインの仕事とかしてる?
A.カタギで勤めている会社は制作会社ですが、自分自身は手を動かしません。営業マンです。でも好きなので自分で作ります。


Q.DTPですか?写真はどうしていますか。
A.はい、DTPソフトを使って制作しています。手書きで切り貼りも第1号でやってみましたが時間的な制約があり、断念しました。そのうち、時間があれば手作りっぽく作ってもいいかなと思っています。
写真は自分で撮影しています。SONY NEX-C3とパンケーキレンズ(16mm F2.8)で撮影しています。


Q.コピーですか?印刷ですか?
A.印刷会社に出していますが、製本は手でせっせと折って作っています。制作時間と同じくらい、この折る作業に時間がかかります。

とまぁ、そんなわけで次号に続く。

2015年1月27日火曜日

うずうず

うずうずしていることがあります。

古本市などのブックイベントに出たい!
ということです。

古本仲間の人たちと話しても、やはり同じようにウズウズしているようです。

昨年(2014年)のちょうど今頃、ワタクシ文旦は
そんな気持ちはにわかに起こり、ブックイベントを企画しました。
そのときの気持ちはまだ経験が浅すぎて叶えることはできませんでしたが
その時の思いがこのブログの立ち上げになったので良しとします。

とはいえ、このブログのタイトル同様に本来の僕の一箱古本店を作り方が
おろそかになっていますが・・・

さて、ここで一箱古本市に出店する「文旦」と違ったもう一つの顔、
リトルプレスの発行という立場での「文旦」について書きたいと思います。

まず・・・以下、次号より


文旦オフィシャルサイトでもリトルプレスのことを書いております。
宜しかったらこちらもご覧ください。

2014年12月26日金曜日

2014年さようなら、2015年こんにちは。

2014年さようなら、2015年こんにちは。

文旦です。
2014年も残すところあとわずか・・・
ここでひとつ年末恒例?の三大ニュースを発表します。

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1位 古本市にたくさん出ました!

2014年は1月から数えてたぶん11回の出場です。
次年度も可能な限り出店したいと思っております。
皆様よろしくお願いします。
でも、そろそろ本のストックがなくなってきました・・・年末年始のお休みで本をせっせと読むことにします。

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2位 「テラす」発行スタート

有料のリトルプレスとして文旦の暮らす地元、沼垂を盛り上げるために判型A5サイズ(仕上がり)フルカラー8ページの自主製本というチープな形ですが発売しました。
2015年からは、おおよそ隔月刊程度のサイクルで発行し続けたいと思っております。
(都合によりテラす第2号の発売は1月下旬になります)

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3位 息子氏サッカーを始める

2014年は長男が、2015年は次男がサッカー部に入ります。
土曜は隔週でアルビ観戦、日曜は時どき古本市やイベント出店、週末(土・日)はサッカー部の練習と週末が物凄く忙しくなりそうな予感です・・・