2014年12月26日金曜日

2014年さようなら、2015年こんにちは。

2014年さようなら、2015年こんにちは。

文旦です。
2014年も残すところあとわずか・・・
ここでひとつ年末恒例?の三大ニュースを発表します。

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1位 古本市にたくさん出ました!

2014年は1月から数えてたぶん11回の出場です。
次年度も可能な限り出店したいと思っております。
皆様よろしくお願いします。
でも、そろそろ本のストックがなくなってきました・・・年末年始のお休みで本をせっせと読むことにします。

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2位 「テラす」発行スタート

有料のリトルプレスとして文旦の暮らす地元、沼垂を盛り上げるために判型A5サイズ(仕上がり)フルカラー8ページの自主製本というチープな形ですが発売しました。
2015年からは、おおよそ隔月刊程度のサイクルで発行し続けたいと思っております。
(都合によりテラす第2号の発売は1月下旬になります)

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3位 息子氏サッカーを始める

2014年は長男が、2015年は次男がサッカー部に入ります。
土曜は隔週でアルビ観戦、日曜は時どき古本市やイベント出店、週末(土・日)はサッカー部の練習と週末が物凄く忙しくなりそうな予感です・・・

2014年10月28日火曜日

文旦、新発田で初開催の一箱古本市に出店します!


読書の秋・・・
文旦の秋の一箱古本市の出店予定をご連絡します!

新発田で初開催となる、「〼〼一箱古本市」に出店させて
いただくことになりました。

場所は、紅葉のキレイなお庭と酒蔵を利用したカフェがある
新発田の蔵元「金升酒造」さんです!

文旦は、こちらで古本などを販売させていただきます。

各地で多数のイベントも開催されると思いますが
どうぞ皆様、お誘いあわせの上、遊びにいらしてください。

当日並べる予定の本は、また今までと違った本を並べる予定です。
テーマは、「はじめる」。
はじめての本は読み始めるのに勇気がいるものです。
そんな勇気の背中を押せるようなオススメの本を紹介します。

また雑貨や、文旦謹製リトルプレス「テラす」にオマケをつけて販売します。


古本---------------------
新発田で初開催の一箱古本市
約15店舗が出店予定

ZAKKA---------------------
●イソギンチャク屋~ハンドメイド雑貨~
●いにしへ絵師 綾音~和紙絵手描き実演・販売、ポストカード販売~
●carnation~洋服・帽子~
●工房 るるの小屋~木工品~
●sandy&haru~麻ひもと裂き布のバッグ~
●チッカモッカ~はんこ、リバティコモノ~
●tunic~鳥モチーフのコモノ、布コモノ~
●chocotto~ミニチュア雑貨~
●でぃあ*ぐらんみ~手編み靴下カバー~
●ハルジオン~洋服、コモノ~
●藤田造形教室~野菜スタンプワークショップ、手づくり小物~
●mint*rimi~洋服・アクセサリー~
●Merci~押し花小物など~
●moi~手作り雑貨せっけん~
●モノツクリ金造φ~図画・工作ブツ。(カミモノ・布モノ・カザリモノ)~
●Ryu~手づくり雑貨・アクセサリー~

Food---------------------
●バニングキッチン~カレー、多国籍スパイシー料理~
●げんき屋~ポップコーン 他~
●〼〼フード隊~その時のオイシイモノ~

〼〼秋市~〼〼てしごと市&〼〼一箱古本市~
11月2日(日) 10時~16時
金升酒造にて開催!
住所:新発田市豊町1丁目9−30

地図はコチラ↓

2014年8月23日土曜日

文旦の最近のこと。

残暑が暑いざんしょとスネ夫のママが言ったか言わないか。。。
皆さま、残暑お見舞い申し上げます。

カタギの方が多忙で本屋活動が出来ておりません&しばらくお休みです。

2014年10月5日(日)に地元・沼垂で開催される
一箱古本市in沼垂テラスには出店したいと思っております。

最近、大手古書チェーン店に行く機会がありました。
その場で目にしたのは、せどらーさんの多さです。

まったく、せどらーさんたちを否定することではありません。

ただ、行った日がそうだったのでしょう。
見ているだけで店内に4~5人はいたのではないでしょうか。

最近はスマホアプリで便利なものがたくさんあるので、セドリも簡単になったとのこと。

ちょっと前までは、資本力がもう少しあったらセドリも頑張ってみたいなと思ったことが
あったのですが、職業古書店屋さんではないので、自分がやっていくスタイルとは
ちょっと違うのかなとも思ってみたり。

一箱古本店は、まだ趣味の段階です。自分の読んだ本で、人に薦めたいものを
里子にだして、共感してもらうというようなことかなと思ってみたりした
夏の古本話です。

閑話休題。

辻村深月か花村萬月か、どっちの本を探していたのか分からなくなった件は
諸事情によるのか、何なのか文庫化されていない、
花村萬月さんの「希望(仮)」ということが分かりました。

というのも、寸前まで読んでいたのが
福島第一原発に潜入取材を行った記者による「ヤクザと原発」を読んだからです。

希望(仮)でも、時代は大きく異なれど、敦賀原発での検査作業が出てきます。
カンニングに疑われた優等生が失意のまま山谷へ→敦賀原発→沖縄のジャングルで土木作業
というようなアウトローな雰囲気の花村萬月らしい展開が面白く
雑誌連載時には、欠かさず読んでいたのですが、
新潟で最大の書店である、クドウジュンでは在庫切れだったため
まずは大手古書店チェーンで探そうと思って出かけたのです。



2014年8月3日日曜日

日本一の花火大会、長岡まつり大花火大会(2日目)

花火の季節です
本のネタにはまったく関係ありませんが・・・
文旦のオススメするナンバーワン花火大会
それが、長岡まつり大花火大会です!

一生に一度でいいから見る価値あります。
関東方面の方は、今すぐ新幹線に飛び乗りましょう!
当日は、公式サイトにつながりにくくなりますのでこちらでどうぞ・・・
番号 時間 花火の種類 花火名称 スポンサー名
1 7:30 ナイアガラ超大型スターマイン そのさきの未来へ JTBグループ &長岡まつり協議会
2 7:34 10号30発 酔火連発 尺玉の響 酔火連
3 7:37 ベスビアス超大型スターマイン シャイニング・スター アルプス電気グループ
4 7:40 大スターマイン 信濃川の夕涼み イオン長岡店・専門店街Well
5 7:42 ベスビアス超大型スターマイン DREAM☆ハローキティ 北陸学園
6 7:45 ベスビアス大スターマイン 輝け愛花火 長岡医療と福祉の里職員有志一同
7 7:47 ベスビアス超大型スターマイン imagine(イマジン) 千人鮮色(せんにんせんしょく) 高田建築事務所と愉快な仲間たち
8 7:50 天地人花火 天地人花火協賛企業一同
9 7:54 ベスビアス大スターマイン 百華夜話 長岡市内新聞販売業者会
10 7:56 スターマイン 彩色閃光華 前澤工業
11 7:58 ベスビアス大スターマイン 天空華宴 大石組
12 8:00 超大型ワイドスターマイン 安心と安全に満ちた未来のために 日本精機グループ
13 8:03 10号30発 魂の連弾 お仏壇・お墓・お寺の吉運堂
14 8:06 ベスビアス超大型スターマイン 太陽の輝き 太陽工機
15 8:09 ツインベスビアス大スターマイン サマーナイト ファンタジー アークベルグループ 長岡ベルナール
16 8:12 ベスビアス超大型スターマイン 金燦、銀燦 伊丹自動車、三条三菱自動車、イタミ自販、長岡まつり屋形船協議会
17 8:15 復興祈願花火「フェニックス フェニックス10 フェニックス花火協賛者一同
18 8:24 ベスビアス大スターマイン つながり ネクスコ東日本グループ
19 8:26 ベスビアス大スターマイン 燃ゆる華心 コロナ
20 8:28 10号10発 豪快・尺玉の響き イトーヨーカドー丸大長岡店
21 8:30 ナイアガラ 朝日山
22 8:30 正三尺玉 原信
23 8:33 大スターマイン 愛慕な想い 毛利製作所
24 8:35 10号24発 平和への誓い 創価学会長岡平和講堂
25 8:37 ベスビアス超大型スターマイン 大河の夕景 高野不動産グループ
26 8:40 花火「この空の花」 花火「この空の花」協賛企業一同
27 8:44 ベスビアス大スターマイン 夜空に感謝の花束 明治安田生命新潟支社
28 8:47 ベスビアス大スターマイン 越後湯沢温泉 双葉の夢一夜 長岡高校昭和48年卒 よつば会
29 8:50 超大型ミラクルスターマイン 世界への躍動 ヨネックス
30 8:54 ベスビアス超大型スターマイン インプレッション・トリップ クラブツーリズム
31 8:56 ベスビアス超大型スターマイン 笑顔で、前へ。 ピカイチ
32 8:58 7号4発、10号12発 未来飛翔 長岡市共同開発グループ「けやき」
33 9:00 正三尺玉 国際石油開発帝石 長岡鉱場
34 9:02 ベスビアス超大型スターマイン いのちの躍動 錦秀会グループ
35 9:05 スターマイン パラダイス・イン・ザ・スカイ スーパーセンタームサシ長岡店
36 9:07 尺玉100発 未来へ夢を NNCエンジニアリング
37 9:10 匠の花火 長岡造形大学&長岡まつり協議会

2014年6月17日火曜日

文旦の今後の出店予定など

文旦の6~7月の予定です。

文旦として出店を予定しているのは、秋葉区一箱古本市の7月6日(日)のみですが、
もうひとつの活動として北欧ヴィンテージ布を使って作った雑貨のお店「Kippis7265」の販売のお手伝い(&子守り(`・ω・´)キリッ)があります。

しかも今年初めてというイベントとしてカミフル門前市や新潟駅南で開催のナイトマーケットに出店するので今から楽しみです。

2013年のPONPONナイトカーニバル(文旦:撮影)

とーくぷらざふぇすてぃばるvol.2
┗6月22日(日)@東区プラザ(旧イトーヨカドー)

秋葉区一箱古本市
┗7月6日(日)@秋葉区(掘出神社の境内)

カミフル門前市
┗7月12日(土)@古町通2(新潟神明宮の境内)

PONPONナイトカーニバル
┗7月26日(土)@新潟駅南口中央広場
出店店舗
飲食店舗

どこかでお会いしたら、気軽にお声がけくださいませ~。

2014年6月10日火曜日

一箱古本市in現代市(2014.6.8)イベントリポート

僕(文旦)が、2014年6月8日(日)に新潟市中央区の学校町通りで開催された一箱古本市に出店した際のリポートをまとめました!


まだ始まったばかりの風景
前日の予報では、6月8日(日)の降水確率は午前・午後ともに60%と、屋外で開催される古本市としては、厳しいかも・・・と出店者の方は思われたでしょう。

てるてるぼうずを作って備えた前日の夜。雨こそ降らないものの、遠雷が不安感を煽ります。
バイソングラスさん、晴れておくれ
しかし、当日は晴れ。うっすらと曇っているもののとりあえず晴れ。
天気予報は曇りのち雨の予報は変わらず。これは早めに売り切るしかありません!

販売開始の約1時間前の朝9時、新潟市役所にほど近い学校町通りに到着。
まずは、出店場所から歩いて10秒の天神様(菅原神社)に安全を願ってお参りです。

次に出店場所での設営です。
折りたたみのテーブルひとつに、テーブルクロスをかけて、店名板(ラミネート)を付けて一箱のボックスを載せるだけです。
早くも今年4回目なので慣れたもんです。

予報は雨ということを忘れてしまうほどのカンカン照り。
マズイ、日焼け止め忘れてきました。

さて、販売スタートは規定では10時からです。
が、いいものは早く求めたい方が9時半過ぎから物色にやってきます。
確かに、いいものは早くほしいですよね。
その気持ちは分かります。
ですが、その辺は良識の範囲内でお願いします。

10時です。販売スタート!

文旦の今回のテーマは、オバケ&バケモノ
妖怪ウォッチはないよ・・・
幽霊、ネッシー、宇宙人、ムー、浮世絵、手相・・・この時期にひんやりとしたい方に向けた本を8割、そのほかの本を2割ほどでしょうか。
テーマとしては東京出口さんのオカルトと並んで相乗効果があったかも。
どんな本を持って並べるかは、いつも試行錯誤です。
コレだ!という構成はまだまだですが、この先もこちらのブログで紹介していきたいと思います。

2014年6月8日(日)の出店風景
文旦では、おススメの本を本棚の上か、ミニイーゼルの上に並べ
道行く人に見てもらうようにしています。
タイムセール的に時間ごとにおススメ商品は変わります。
だって、全ての本に思い入れがあって販売するもの(里子に出す気持ち)なので、
どれもこれもおススメしたいんです。

とはいえ、姑息にもあの人は絶対に足を止めてくれそう・・・という勘が働いたら、こちらのおススメ棚は変わります。この手法で今まで結構売れてます。

正午を回りました。
ポツポツとついにやってきました。
涼しくなっていいのですが、一旦濡れないようにボックス内に避難です。

主催者の方からは、雨のときは近くの屋内退避用の販売場所を聞いているのでそれほど心配していませんが本が濡れてしまうのは絶対に避けます。
回りを見渡すと、ブルーシートや大きいビニールでの雨除けを皆さん持参されてました。
そんなこんなで雨もやんで、しばらくは販売再開です。
ところが残念なことに、残り30分の追い込みの時間に本降りになってしまいクローズと相成りました。

実は学校町で開催の一箱古本市は初めての参加でしたが、お客様の層もいつもと違って
また知り合いや常連さんが訪れてくれたので、お店を知らしめるという意味では成功だったかも知れません。

さて、売上の方はというと・・・
後半戦の雨の影響もあって、予想よりも少なかったかなと。とはいえ、売上や売れた冊数以上に実りあるイベントでした。


最後に、お隣りさんになったお店をご紹介します。

■東京出口さん
文旦の右隣りにお店を構えた、古本市に初参加のお店です。普段はネット古書店をされているそうです。
多くの店主さんがこちらのお店の出品構成に、ドギモを抜かれていました。
めでたく、主催者ニイガタブックライト賞と南陀楼綾繁さんのなんだろう賞を独占!という結果を受けていました。おめでとうございます!
文旦が以前より探していた、小松左京×筒井康隆×星新一ほか著「おもろ放談」をビブリア古書堂~でおなじみの超ベストセラー作家の三上延さんに買われていくところに遭遇。お隣りさんの棚をよく見ておけばよかった・・・!

■ブックオーレ(Book Ole!)さん
文旦の左隣りにお店を構えた、こちらも古本市に初参加のお店さんです。
新潟弁でいうところの「ぶっこれ」(壊れた)からでしょうか。
本の修理や製本を生業にされている方の出店でした。
ここでも、あああの本欲しかった・・・という本が複数ありました。
次回もどこかでよろしくお願いします!


▼屋外で出店するときに用意しておくと便利なもの
◎水分
◎帽子
◎汗ふき用のタオルorてぬぐい
◎日焼け止めクリームなど
◎虫除け
◎虫刺され用のかゆみ止め
◎とっさの雨よけ

ご来店いただいた皆様、ありがとうございました!

2014年6月6日金曜日

本のスリップを簡単に作る方法その3(応用編)

本のスリップを作ってみるシリーズ最終回です。
前回の弐式の応用編として作ってみます。


「文旦式スリップ参式」

1.短冊型に紙を用意します。


2.タテに二つに折ります。


3.優しくはさみで円を描くように90度分ハサミで切れ目を入れます。
(大型の彫刻刀があれば、それも早いかも)
見えるでしょうか内角低めです

4.縦型を広げます。今度は先ほど切ったところが真ん中になるように二つ折りにします
ほら、丸くなってるでしょ

5.完成です
なんか、それらしくなりました

どうです?まぁ、まぁ簡単でしょう!

参式の由来は、二つ折りにする+優しく+丸く切るです。
ポイントは、や・さ・し・く!

次回もお楽しみに!

2014年6月4日水曜日

本のスリップを簡単に作る方法を考えてみた!

生来の面倒くさがりのため、楽になろう楽になろうと
ふだんから考えています。
スリップ作りは値付けと同じくらい大変です。
なので、ちょっと簡単な方法を考えてみました。

「文旦式スリップ壱式」
ちょっと切れ目を入れるだけで出来上がります。
もしかするとスリップ界に革命を起こしたかも知れません。

もっと革命を起したかも知れない参式はコチラ

1.短冊型に紙を用意します。

2.鋭角と鈍角の中間くらいでハサミで切れ目を入れます。

3.二つに折ります。

4.完成です。

壱式というのは、切れ目をひとつ入れるというのに由来します。


「文旦式スリップ弐式」

1.短冊型に紙を用意します。

2.縦に半分におります。


3.ほどよく真ん中になるように、鋭角と鈍角の中間くらいでハサミで切れ目を入れます

4.縦型を広げます。今度は先ほど切ったところが真ん中になるように二つ折りにします

5.完成です
あれ、横になった?

どうです?カンタンでしょう?

「弐式」の由来は、折る+切るの二つの手間から名付けました。


勝手に文旦式と名乗っていますが、誰かが既に試しているかも知れません。
そのときにはすみません。称号はお譲りします。

次回、弐式の進化系、参式をお送りします。

2014年5月29日木曜日

スリップをどうやって作るか?

スリップを知っていますか?

「お母さんが着ていた薄いシャツみたいなのですか?」
そうそう、それも正解です。

ここで言う、スリップは以下のようなものです。



そう!書店などで書籍を購入する際に、付いてくる
しおりのようなもの。

立ち読みしていると複数ページにまたがっているので読みにくいんですよね・・・
(買え!って怒られそうですが)

複数ページになぜまたがって挟まっているかというと
1ページを両側から挟むと、会計時に抜くときに本のページを破る可能性が
あるからなのです。
決して、これ以上は立ち読み禁止といわれてるわけではありません。

なので、はさむときは複数ページにまたがって。
覚えておきましょう。

また、売れたら回収します。
書店さんでは売上管理のために使います。
お札を数えるよりも、スリップを数える方が楽しかったりします。



▼どんな形にしたらいいの?

スリップには長年の出版文化の蓄積で、定型の様式があります。

◆大体、主催者の方や出店された方が推奨しているのは一般的な形(上記画像参照)。
長細い用紙を切って、カッターなどで半円型に切って、二つ折りにして、
つまめるようにしたもの。
一箱古本市の主催者さんによってはダウンロードできるようにしているところも
あります。

この形、長年の実績というものがあり
購入される方にも分かりやすいというものがあります。

さらに分かりやすくするには、半円型のベロのところに
値段を記入しておくと、購入者は分かりやすいのではないでしょうか。


スリップ専門ではありませんが出版社向けの印刷会社さんもあります。
・株式会社ワイズさん
http://www.wisejp.net/sales/slip/workflow.html

・映文社印刷株式会社さん
http://www.eibunsha.com/service/card.html

さすがにロットが大きいので個人でどうにかというレベルではありませんが
スリップ作りにおいてもっとも厄介な半円型の抜き型が最初から仕様として
できているというのは魅力的です。


一方で簡単なのは
◆ふせんです。小さいやつ
値段も手ごろ、接着も簡単。若干はがれやすいのは難点ですが
いちいちスリップに手間ヒマかけて作るのもなぁ・・・と思う方には
ぴったりです。
※但し、数年単位で長時間貼っておいたりすると、
ふせんのノリの接着面が紙と吸着してしまって剥がれなくなったり
するのでご注意ください。


◆箱単位で値段を決める。
全品300円とか、文庫本200円、大型本は2冊で500円とか
ワンプライス制にしておくというのもひとつの方法です。
店主をやっていると、この本はいくらですか?と
聞かれることも多いかと思いますが、その手間がなくなります。


次章ではスリップをカンタンに手作りする方法を紹介します。


やはり曲線を切りやすいのはデザインナイフと呼ばれるものです。 下記のこういうやつです。

2014年5月25日日曜日

6月8日(日)一箱古本市に出店します!

文旦のブックイベントへの出店は、今年4回目。

新潟市中央区の市役所近くの学校町通り商店街で開催される
最大規模の初夏の古本市です。

地元のお祭り「現代市(いまいち)」は今年で30回目ということで
一箱古本店約60店舗に加えて、フリマや地元の飲食ブース、
万代太鼓の演奏などなど様々な店舗が出店する一大イベントに
なりそうです。

あとは雨が心配ですが、晴れてくれることを祈ります!

イベントの詳細は↓ホームページを参照ください。
一箱古本市in現代市(ニイガタブックライト)

文旦の古本市出店の内容は随時、Facebookで公開予定
https://www.facebook.com/buntanbook

2014年4月18日金曜日

開催3ヶ月前に最低でも準備すること

1.出店するしてもらえそうなお店のリストを作っておきます。
一箱古本市に出店した経験した方や、フリーマーケット出店された方、古本店を経営されている方がいらっしゃると心強いですし、実施の目処が立ちます。
また、絵本の読み聞かせをやっていらっしゃる方や地域の図書館司書の方などにも
お声がけ(宣伝だけでも)するのも良いでしょう。
地域の行事として開催するのであれば、一箱古本市とは何ぞやということを周知する必要があります。


2.会場の目処を立てます。
大きなホールや会場であれば、イベントカレンダーなどが発表されてると思うので相談してみると良いでしょう。


3.開催日にどんなイベントが開催されるか調べます。
開催日にどんなイベントがというのは、例えば会場内や隣接している場所でイベントが開催されるのであれば、相乗効果が高まってついでに人が寄ってくれる効果があります。逆に同日に別の場所でブックイベントが開催されたりすると・・・どうなるでしょうか?
お互いにイベント効果を打ち消してしまいます。


4.告知宣伝できる場所、メディアを探しておく。
これがイベント成功に導けるかの鍵です。


・市町村が発行している広報誌・・・新潟で言えば市報にいがた、東区だより
・地域の新聞社が新聞とは別に発行しているエリア版
・新聞販売店のネットワークで発行されているエリア情報誌
・タウン情報誌
・フリーペーパー(イベント情報が掲載できるもの)
・会場周辺のお店の軒先
・(屋内なら)会場のエレベーター内・・・これは乗ったときに見てしまうので掲示板より効果あり
・町内の掲示板
・どこかの掲示板・・・貼ってもらえるか不明ですが、どこにどんな掲示板があるか日ごろからチェックしておきましょう。
・チラシを置いてくれるお店

・周辺の学校(大学や学校など)の掲示板などに貼れるか?
PTAの役員の方や先生などの伝手があると良いのですが、学校区にある町内会長さんの力を借りるというのも良いです。

・特に開催される周辺の町内には回覧板を回すというのが、良さそうでした。

公益性が高いイベントに見せられるかということも大事です。

2014年2月22日土曜日

真冬の一箱古本市inメディアシップに出店します

週末、2014年2月23日(日)は、
万代シテイの新潟日報本社ビル「メディアシップ」で
この冬、最大級の一箱古本市が開催されます!

出店店舗は約40店舗!

もちろんというか、運良く
文旦も出店することに相成りました。

おそらく、今までは出店スペースとしては最小構成に近い
横幅90cm×奥行45cmというところで販売を致します。

今回は、新潟の古本界では歴戦の猛者が
多数出店していますので、負けるとか負けないというのではなく、
勉強させてもらおうかと思っております。

何せ、我らが文旦。本の品揃えがかなり少ないので
アイデア勝負を仕掛けるしかありません。

今回の出店テーマは、ワンテーブルマーケットに引き続き、クスリ本を取り揃えました。
(ドラッグではなく、クスっと笑ってしまう本)

巷では、インフルエンザやら胃腸風邪が猛威を奮っています。
出店までの間、気をつけねばと思っています。

皆さん、
どうぞ当日は万代シテイのノッポビル「メディアシップ」にお越しくださいませ。

facebookでは、陳列予定の本を紹介する予定です!

「真冬の一箱古本市inメディアシップ」
■日時:2014年2月23日(日) 10:00~15:00
■会場:新潟市中央区万代3丁目1-1 メディアシップ
[1階]みなと広場,メディアシップスタジオ
■入場料:無料
■お問合せ:新潟日報社メディアシップ企画部
TEL.025-385-7146(平日9:30~17:30)
□主催:真冬の一箱古本市inメディアシップ実行委員会(新潟日報社・新潟日報事業社)
□協力:ニイガタブックライト、秋葉・本好きの会、絵本LIVE実行委員会
http://www.niigata-mediaship.jp/news/20140128_3061/

2014年2月13日木曜日

イベントレポート(2014.2.11-ワンテーブルマーケット)

久しぶりの更新となりました。

この間、堅気の方のしごとが忙しくなっていたのと
こどもが流行りの胃腸風邪に連続してかかってしまい、
看病三昧でした。

さて、2014年2月11日(火・祝)に、
新潟市中央区にある、素敵なブックカフェ「Blue cafe」さんで

新潟県では初開催となるワンテーブルマーケットなる催しが
開かれました!!

ワンテーブルマーケットの考案者は、前項で登場している
旅する本屋"放浪書房"さん。
元は神田神保町のカフェで行われたひとつのテーブル=お店と見立てて
行われたイベントなのです。

その企画をもとに、Blue cafeさんが場所を提供し、いとぽんさんが
主にリーシングから企画運営・進行までを行ったというものです。

僭越ながら、ワタクシ文旦も出店をさせて頂きました。




お店のテーブルは90センチメートル四方ですので
かなりの小ささです。二人がけのカフェテーブルを
想像して頂けたらと思います。

しかも、今回は文旦の本にプラスして
新潟発の北欧雑貨ブランド「Kippis7265」さんの雑貨も並べたので本が半分、
雑貨が半分という構成でした。

そのうちのブログで詳しく書きますが
本屋をするにしても、毎回テーマを設けて出品しています。
数ある本のうち、ワンテーブルマーケットに適したものは何だろうと考えて
出品する本を選びました。

今回はクスリ本。
どんな本だったかは、別の機会に。

そんなわけで開場の時間となりました。
10時30分~16時の約5時間半です。

長丁場でしたが、実際のところはあっという間に時間は過ぎ去りました。
イベントはそんなもんです。

このへんのレポートもあとで書きたいと思いますが
改めて世の中の本好き、面白いもの好き、楽しいこと大好きな方が
たくさんいることで、休日を充実させたのもになるんだと感じた次第でした。


文中のお店について
新潟のブックカフェ「Blue cafe」さん

新潟発の北欧雑貨ブランド「Kippis7265」さん

2014年1月24日金曜日

一箱古本市準備編~開催3ヶ月前~

結論から申し上げると、一箱古本市は開催前に座礁し、現時点では延期ということになっております。延期を発表してから見えてくることが多くあったため、記録するという次第です。思い描いたもの含め、開催終了までのことも書いておきます。


▼開催3ヶ月前

まず、一箱古本市の主催者が最初にやらなければならないこと・・・

一箱古本市の生みの親である「不忍ブックストリート」様のホームページを見た上で、
メールで開催のご連絡をします。(必須です)

一箱古本市の定義と約束事


◆文中のリンク
不忍ブックストリート

僕が一箱古本市を開催しようと思ったきっかけ~4~

そんなわけで、開催しようと動き出したわけです。
で、どんなイベントを思い描いていたかというと・・・

・冬にやりたい
・屋内でやりたい
・一箱古本市にはこだわりたい

冬にやる。屋内でやる。この2つは重要な要素なのです。

なぜかと言えば、雨は本の大敵です。
新潟は、平均日照時間が全国でもワースト10に入るほど太陽の光が少ない県です。

さらに新潟は寒い冬があります。雪も積もるかもしれません。
冬はおでかけしたくなくなります。

また、イベントで重要なことがひとつあります。南北に長い県なので、自動車で移動する文化があります。ですので駐車場が確保できるかどうかということも重要な点として挙げられます。

さらにさらに、一箱古本市という形態においては
例えば雑貨市やフリーマーケットと異なり、誰でもがお店を構えられるという利点があるので興味あれば身ひとつでイベントに参加できるものだと思っています。
ですので多くの方に来てもらうために多くのお店さんを集めたいと思いました。

会場は、ちょうどいい物件が近くにありました。
自由に使える無料の駐車場があって、屋内で、広くて、比較的安い。
この理想の場所さえ確保できれば・・・

イベント主催経験もない僕でもできるのではないかと考えたわけです。


しかし大きな大きなハードルがあるとはこの時は思いもよりませんでした・・・。

2014年1月18日土曜日

僕が一箱古本市を開催しようと思ったきっかけ~3~

時は、2013年も暮れに差し掛かり、空は冬の季節配置で雪もチラつくぞ!
という頃でした。本好きの知りあい(勝手にbook 友達=通称ブクトモと呼んでいます)の、
いとぽんさんが主催するイベントに申込みました。

全国を旅する古本屋さんで有名な、「放浪書房」さんのトークライブです。

場所はこれまた、本の道では有名な新潟市西区のJR越後線 内野駅前のビルにある
ツルハシブックスさんの2階カフェにあるイロハニ堂さんでの開催です。

ここで、詳細は割愛しますが
本を満載した軽ワゴンに乗って全国を旅する放浪書房さんの楽しいお話しと、
今後展開する新しいお店の形態「コアキーナ」について・・・
心に大穴が空くほどの衝撃を受けました。
そして、イベント心に火が点きました。

「今まで、自分は何をノホホンとしていたんだろうと」

トークライブ終了後、心の中で構想していたイベントについて
やるぞと、ついに自分以外の人に話しちゃいました。
もー後には引けません!「やるぞ!」と


※蛇足:のほ本は本のうちに入るでしょうか?

◆文中のリンク
いとぽん

放浪書房

ツルハシブックス


尚、このとき、雑誌「ソトコト」編集部の方が取材でいらっしゃってました

僕が一箱古本市を開催しようと思ったきっかけ~2~

「こんな生き方があるんだ!」
「こんなに本を愛する人たちがいるんだ!」
「こんなにも・・・」

実はこの一年(2012~13年)というのは本好きを自認する僕にとっては衝撃的な一年だったのです。
幼い頃から、絵本をたくさん読んでもらい、本を読んで、マンガを読んで、借りて読んで、貸して満足してというどこにでもいる本好きのひとりでした。
ところが、本格的に一箱古本市に参戦した2013年に出会うお店さんやお客さんの桁違いの本に対する愛情と知識に、ただ圧倒されていたというのが正直なところです。

自宅と実家には合わせて3~4千冊の本があり、頼まれれば人におススメを教えたり
貸したりして満足していたような気がします。
ですが、前段の経緯もあり、自分でもこれはちょっと井の中の蛙だったのだなと反省しました。

というような経緯もあり、自分に足りないのは、もっともっと本好きの人たちに出会って、大きく風呂敷を広げれば自分の後半生に向けて、いろいろヒントを見つけたいなと考えました。

そこで出会ったのが、放浪書房さんです。


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放浪書房

僕が一箱古本市を開催しようと思ったきっかけ~1~

一箱古本市というイベントを自分で開催しようと思ったのは、2013年10月初旬のこと。
僕が暮らす地元(徒歩30秒くらい)で一箱古本市が開催されたことがきっかけだったと
言っても過言ではありません。

それまで、僕は何度か地元・新潟で開催されていた一箱古本市にはお客さんとしても
また出店者としても参加経験がありました。

だからと言って、自分ひとりの力でイベントを成し遂げられるわけでもありませんが
情熱と会場と季節の力を使えば何とかなるのでは・・・と考えていました。

知り合いの本屋さんに相談したり、回りの方のご意見をお聞きしたりと構想を温めていました。


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沼垂テラス in 一箱古本市